ひさびさ、鍛冶屋の梅ちゃんとロケスト会議
いちおう完成したロケットストーブ「ブラック・スワン号」だが、4ヶ月ほど運転してみて、たくさんの問題点、が見つかった。
まだまだ完成とはいえない状態だ。
「梅ちゃん、どうだろう?」
「完全燃焼ができていない。ムラがあるんだ。」
「んー、燃焼室が広すぎるのかな、、」
「火の通り道をもっと狭くして下の方に集められないかな、、」
「この蓋の部分から煙が少し漏れてる。」
「密封するために不燃の布を使ってみたい。。」
こんなやりとりを、ストーブに薪をくべながら深夜まで。。
「ゴールデンウィークあたり、また大改造してみるか、、」
「よろしく!」
まだまだ加工は続きそうだ、、しかし希望の光は見えている!
ここまで2年かかったかな。
なにせ、普通のロケットストーブは部屋の中で使うのは難しい、
煙がときどき逆流してしまうこと、それと火加減が安定しないこと、薪の燃焼時間を長くして薪をくべる手を手間を減らすこと。
簡単なことではない、答えは自分たちで見つけるしかない。
「上手く出来たら売れるかもな?」
なんて、軽く考えて夢を見ていたが、、
ここまで来たら本気で良い物を作らねば、、
つづく、、